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第4回市民講座「ハーンと猫(Hearn and a Cat)」のお知らせ

「ハーンと猫(Hearn and a Cat)」と題し、アラン・ローゼン(Alan Rosen)氏による市民講座を開講いたします。受講申し込みは不要ですので、お気軽にお越しください。

ハーンは大の猫好きであり、生涯を通じて常に数匹の猫を飼っていました。本日の講演では、ハーンの私生活や著作において猫が果たした、驚くほど重要な役割についてご紹介します。

米国時代には猫にまつわる愉快な新聞記事やスケッチを執筆し、日本でも猫の行動を詳細に観察して、日本の猫に関するスケッチを2編発表しました。また、彼は日本の猫にまつわる民間伝承にも魅了されていました。

さらに、自身の幼少期の不遇な境遇を思い起こし、時には自分自身を猫―過酷な世界から守ってくれる母を持たない子猫―のように感じることさえありました。

生涯にわたる猫との関わりを通してハーンという人物を見つめることで、彼の真の姿をより深く理解することができるでしょう。

Hearn was a great cat lover and throughout his life almost always kept several cats as pets. Today’s talk will introduce you to the surprisingly important roles t hat cats played in Hearn’s personal life and in his writings.

In the US, he wrote amusing newspaper articles and sketches about cats, and in Japan closely observed their behavior and published two sketches about Japanese cats. He was also fascinated by Japan’s cat folk-lore.

Moreover, remembering his own childhood misfortunes, he sometimes felt like a cat himself, a kitten without a mother to protect him from a brutal world.

Looking at Hearn through his life-long relationship to cats gives us a deeper understanding of who he really was.

  • 日時:2026年9月19日(土)14時00分~15時30分
  • 会場:熊本県民交流館パレア9F会議室(熊本市中央区手取本町8-9)
  • 講師:アラン・ローゼン(Alan Rosen)氏(熊本大学名誉博士)
  • 演題:ハーンと猫(Hearn and a Cat)
  • 申込:不要ですので、お気軽にお越しください
  • 受講料:当協会会員は無料、非会員は500円(現金のみ)
  • お問い合わせ:当協会事務局 096-366-5151
第4回市民講座「ハーンと猫(Hearn and a Cat)」
第4回市民講座「ハーンと猫(Hearn and a Cat)」
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2026年(第28期)市民講座のお知らせ

1891(明治24)年五高に英語教師として来熊し、当時の青年に多大な影響を与えたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)を通して、熊本とアイルランドは深い関係にあります。
当協会は関係各界の協力を得て1998(平成10)年以来「ハーンと熊本」、父の祖国である「アイルランドの社会と文化」などの市民講座をこれまで27期にわたり開催してきました。
2026(令和8)年・第28期の市民講座は年間テーマを「極西のアイルランドと極東の日本」として、以下の通り開催します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

年間テーマ「極西のアイルランドと極東の日本」

お気づきだろうか、世界地図を見てユーラシヤ大陸の西(左)の端(極西)にある国がアイルランド、東(右)の端(極東)にある国が日本である。アイルランドのさらに西は大西洋、日本のさらに東は太平洋である。そして左端のアイルランドと右端の日本が広大なユーラシヤ大陸を両耳のように挟み対峙している。そして実はこの両国は妙に似ている。両者とも周縁部にあって国土は小さい。そのメンタリティは多神教的である。アイルランドはケルト民族でドルイッド教という神秘主義的・アニミズム的な土俗の宗教が根底に息づき、日本では神道に代表されるように自然を尊び、神秘主義的かつ多神教的な気質が根底に息づいている。ケルト系の血筋に繋がるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が流浪の果てに同質のメンタリティをもつこの日本にやって来たということはひとつの奇跡であった。そしてハーンは英語で日本の真髄に触れて民話や説話や歌謡など日本のことを西洋に紹介し、東西の文化を橋渡していった。その傍に共に創造的なパートナーとしてセツという女性がいたのであった。

本年の市民講座では遠く離れてユーラシヤ大陸を挟んで西端にあるケルト文化の気質をもつアイルランドと相似た気質をもつ極東の日本文化との比較が少しでもできれば幸いと思っています。皆様どうぞ来てみて楽しんでください。

日付演題講師会場
5/23
(土)
「端」が育んだ独自の文化。小泉八雲が繋いだ日本とアイルランドの共鳴本間康夫氏
アイリッシュ・クリーム
※1
6/27
(土)
アイルランド民話と日本 〜語りの中の自然の風景と妖精を通して〜高木朝子氏
熊本高専准教授
※1
8/22
(土)
北アイルランドの女性小説家たち八幡雅彦氏
別府大学短期大学部名誉教授
※1
9/19
(土)
ハーンと猫(Hearn and a Cat)アラン・ローゼン(Alan Rosen)氏
熊本大学名誉博士
※2
10/24
(土)
調整中池田志郎氏
英米文学研究者
※1
2026年(第28期)市民講座

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講演「セツとラフカディオ」のお知らせ(終了)

講演「セツとラフカディオ」は終了しました。ご聴講くださり誠にありがとうございます。

熊本八雲会と当協会の主催で、「セツとラフカディオ」と題し、熊本大学名誉博士のアラン・ローゼン氏による講演が開催されます。

NHKドラマ「ばけばけ」に登場する小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)。本講演では、まず二人が出会う前の個人的な経緯を振り返ります。

そして二人の結婚生活におけるセツの様々な重要な役割、二人の面白くて遊び心のある日本語でのコミュニケーション、セツの英会話レッスン、ハーンとのユーモラスで洞察に満ちた思い出など、二人の興味深い側面をご紹介します。

最後にハーンが1904年に亡くなった後のセツの人生に触れながら、夫婦として文化の架け橋として生きた二人の姿を新たな視点で掘り下げます。

この興味深い夫婦について、何か新しい発見があれば幸いです。文学、歴史、人間ドラマが交差する、心に残るひとときを是非ご一緒に。ご参加を心よりお待ちしております。

講演「セツとラフカディオ」

講演「セツとラフカディオ」
講演「セツとラフカディオ」
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第4回市民講座「ハーンの妻セツと『ばけばけ』」のお知らせ(終了)

市民講座「ハーンの妻セツと『ばけばけ』」は終了しました。ご聴講くださり誠にありがとうございます。また、思いがけず多数のご来場があり、不行き届きな点がありましたらお許しください。

「ハーンの妻セツと『ばけばけ』」と題し、西川盛雄氏による市民講座を開講いたします。受講申し込みは不要ですので、お気軽にお越しください。

ハーンとセツはそれぞれ時代に翻弄されて生きた苦労人でした。ハーンはヨーロッパの近代化の中で西洋の没落を見、ケルト系の血筋を持ち、両親が離婚、学歴も神学校を17歳で除籍。その後移民船で渡米、南北戦争後のアメリカ社会でジャーナリストに成りはしたが最初の結婚が破綻。その後南部のクレオール社会で記者としての成功の後来日、セツと会ってやっと幸せになりました。

セツの出自は松江城の上級士族の娘。生後すぐ稲垣家の養女となったが時代は明治維新。士族の没落を見、好きだった学校も小学校下級学年で断念。機織りの織子となって家族を支えた。18歳で一度結婚するが貧しさゆえに相手が出奔して結婚生活が破綻。丁度松江に来たハーンの住み込み女中としてハーンと出会う。熊本に来て長男誕生、セツはハーンと共に家族/家庭を得てやっと幸せになりました。

さて、「ばけばけ」は? 松野トキ レフカダ・ヘブン 9月29日より。

  • 日時:2025年9月27日(土)14時00分~15時30分
  • 会場:お菓子の香梅ドゥ・アート・スペース帯山店(熊本市中央区帯山7-6-84) (最寄りのバス停:帯山四丁目,帯山五丁目)
  • 交通アクセス1 桜町バスターミナル15番のりば→帯山四丁目(2025年8月27日現在)
    • 熊本都市バス 系統G1-4,G1-5,G1-6 保田窪四ツ角、日赤病院、長嶺小学校、免許センター方面
    • 12:55発 13:16着
    • 13:11発 13:32着
  • 交通アクセス2 熊本駅前06番のりば→帯山四丁目(2025年8月27日現在)
    • 熊本都市バス 系統G1-6 大学病院、大江渡鹿、日赤病院、 長嶺小学校方面
    • 13:02発 13:32着
    • 13:22発 13:44着
  • 講師:西川盛雄氏(熊本大学名誉教授)
  • 演題:ハーンの妻セツと『ばけばけ』
  • 申込:不要ですので、お気軽にお越しください
  • 受講料:当協会会員は無料、非会員は500円(現金のみ)
  • お問い合わせ:当協会事務局 096-366-5151
第4回市民講座「ハーンの妻セツと『ばけばけ』」のお知らせ
第4回市民講座「ハーンの妻セツと『ばけばけ』」のお知らせ

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湧水講演会のお知らせ

くまもと文学・歴史館友の会の主催、一般社団法人くまもと文化振興会の後援で、湧水講演会が開催されます。第1部は熊本近代文学研究会会員の永田満徳氏が講演を、第2部は歴史研究者の中村裕樹氏と近代文学研究者の坂元昌樹氏がパネルディスカッションを行います。

小泉八雲(1850-1904)は熊本の第五高等中学校(現熊本大学)の英語教師もつとめた記者・文学者。木下順二(1914-2006)は実家が父の代まで惣庄屋を務めた熊本の名家で旧制熊本中学(現熊本高校)、第五高等学校(現熊本大学)を卒業した劇作家・評論家。湧水講演会では小泉八雲木下順二との関係についてお話しします。

第1部は永田満徳氏が小泉八雲木下順二との接点を探ります。小泉八雲の『雪女』 と木下順二の『夕鶴』という両者の代表作を並べてみると、重要な部分で共通項があると永田氏はいいます。そこで、小泉八雲の妻・セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の放映を記念して、両者の接点を講演します。

第2部はパネリストに中村裕樹氏と坂元昌樹氏を迎え、中村氏は熊本時代の小泉八雲を、坂元氏は五高時代の木下順二を紹介しながら、国民的作品誕生の秘密をパネルディスカッションします。

当講演会は聴講無料、申込不要です。お気軽にお越しください。

  • 日時:2025年8月31日(日) 13:30~15:30
  • 場所:熊本県立図書館 3F大研修室
  • 内容
    • 第1部 講演 13:30~14:30
      • 演題:『雪女』から『夕鶴』へ~小泉八雲と木下順二との接点〜
      • 話者:永田満徳
    • 第2部 パネルディスカッション 14:40~15:30
      • 演題:国民的作品誕生の秘密
      • パネリスト
        • 中村裕樹(熊本史談会副会長)
        • 坂元昌樹(熊本大学教授)
  • 費用:無料
  • 申込:不要
  • お問い合わせ:くまもと文学・歴史館友の会
    • 電話:096-384-5000(代表)

永田満徳(ながたみつのり)氏のプロフィール

1954(昭和29)年、人吉市生まれ。熊本大学大学院修了。熊本近代文学研究会会員、熊本県文化懇話会会員、俳人協会熊本県支部長、俳誌「火神」主宰。第二句集『肥後の城』にて第15回「文學の森大賞」と第4回「中村青史賞」を受賞。