今年2022年の熊本センパトはコロナ禍で中止となりましたが、昨年に引き続き熊本市国際交流会館で当熊本アイルランド協会の活動を展示しております。また、アイルランド大使館の全面協力の元、アイルランドの様々な魅力も展示しておりますので、ぜひお立ち寄りください。
- 展示内容:熊本アイルランド協会の活動
- 展示期間:2021年3月6日(日)~15日(火)
- 展示場所:熊本市国際交流会館1階 (熊本市中央区花畑町4-18、096-359-2020)
今年2022年の熊本センパトはコロナ禍で中止となりましたが、昨年に引き続き熊本市国際交流会館で当熊本アイルランド協会の活動を展示しております。また、アイルランド大使館の全面協力の元、アイルランドの様々な魅力も展示しておりますので、ぜひお立ち寄りください。
熊本アイルランド協会創立30周年記念展は終了しました。ご覧くださりありがとうございます。自由にお持ち帰りになれるパンフレットやポストカードは、展示中に補充したものもほぼなくなり、反響の大きさに驚いております。市民講座や顕彰事業、セント・パトリックス・デイ・パレード等を通じて、今後も皆様と関わることができれば幸いに存じます。
「熊本アイルランド協会創立30周年記念展」と題し、当協会の主催で展示会を開催します。
当熊本アイルランド協会は五高(現在の熊本大学)に英語教師として赴任し、日本文化に多大な影響を与えた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の業績を顕彰する来熊100周年記念祭が1991(平成3)に開催されたことを契機に、日本およびアイルランド両国間の文化、学術、経済、観光等における友好交流を促進し、両国民の親善を図ることを目的として創立されました。
今回の記念展では、これまでに開催した小泉八雲の顕彰事業や、多種多様な市民講座、セント・パトリックス・デイ・パレードなどのイベントをポスターやパネル、写真、チラシ、資料で展示し、加えてアイルランド大使館の全面協力の元、アイルランドの様々な魅力もお伝えしたいと考えております。
2021年3月16日追記 駐日アイルランド大使館(Embassy of Ireland, Japan)のTwitterとFacebookでご紹介いただきました。
なお、展示期間中に開催を予定しておりました「第15回 熊本2021 セント・パトリックス・デイ・パレード」は、全国的に新型コロナウイルスの市中感染が懸念されている状況をふまえ、パレードおよび交流会の【中止】を決定しました。楽しみにされていた皆様へ深くお詫び申し上げます。
当協会主催の2020年(22期) 第2回市民講座「アイルランド音楽の魅力」を6月27日(土)に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの市中感染が懸念されている状況をふまえ、当該市民講座の【 中止 】を5月29日(金)に決定しました。楽しみにされていた皆様へ深くお詫び申し上げます。
誠に恐れ入りますが、可能な範囲で構いませんので、SNS等で当該市民講座の中止を告知していただけますと幸いです。
なお、第3回以降の市民講座は開催可否を検討中でございます。決定次第、当サイトにてお知らせいたします。
1891(明治24)年五高に英語教師として来熊し、当時の青年に多大の影響を与えたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)を通して熊本とアイルランドは深い関係にあります。
当協会は関係各界の協力を得て1998(平成10)年以来「ハーンと熊本」、父の祖国である「アイルランドの社会と文化」などの市民講座をこれまで21期(115回)にわたり開催してきました。
2020(令和2)年・第22期の市民講座は年間テーマを『アイルランドの記憶の玉手箱』として、以下の通り開催いたします。 この市民講座はケルトの心と日本人の心との快い共鳴の場です。 どうぞ来て楽しんでいただければ幸いです。 沢山のご参加をお待ちしています。
年間テーマ『アイルランドの記憶の玉手箱』
アイルランドの記憶の玉手箱を開いてみましょう。まずは地形の記憶の風景が見えます。高い山はあリません。急流を思わせる大河もありません。湖はありますが規模は小さいです。ドラムリンという低い丘陵の地形がうねるように続いています。元々イングランドとは陸続きであったのが氷河が溶けて現在の地形になりました。この記憶の玉手箱には哀しみの十字架が見えます。アイルランドの人を含むケルト人は元々ヨーロッパから入った遊牧民でした。彼らは政治的にまとまった「国家」を形成することはなかった。それゆえローマ帝国やゲルマン民族との戦いに敗れ、彼らの支配下に入った。12世紀のヘンリー二世の侵攻、17世紀のクロムウェルの大破壊、19世紀のジャガイモの大飢饉などがありました。
しかしこの玉手箱にはアイルランドの人々の「芸術・文化」の金字塔が多く見られます。8世紀のケルズの書は世界一美しい書物。近代のS.ベケット、S.B.イェイツ、S.ヒーニーなどノーベル賞作家・詩人が多くいます。リバーダンスや現代音楽のエンヤもここに付記しておきましょう。
この市民講座ではケルト(アイルランド)の人たちの記憶の玉手箱に光を当てます。それは同時にアイルランド人を父親としてもつラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の心に少しでも近づくことになります。熊本に三年住み、名作を多く遺してくれたハーンです。彼の熊本における顕彰の意味を込めてアイルランドのことを想い出すことは大切なことであるに違いありません。
なお、どなたでも受講でき、受講料は無料ですが、会場により参加費(飲み物とお菓子代)や入館料が必要です。詳細は当協会事務局までお問い合わせください。
日程 | 演題 | 講師 | 会場等 |
---|---|---|---|
[中止] 5/30 (土) | [中止] アイルランドと イングランド | [中止] 西川盛雄氏 熊本大学名誉教授 | [中止] ※1 |
[中止] 6/27 (土) | [中止] アイルランド音楽の魅力 | [中止] 本間康夫氏 崇城大学名誉教授 他 | [中止] ※1 |
[中止] 8/22 (土) | [中止] アイルランドにおける 水の信仰 | [中止] 高木朝子氏 熊本高専准教授 | [中止] ※1 |
[中止] 9/19 (土) | [中止] 八雲のヒストリア =音楽と朗読= | [中止] 鮎川久雄氏 熊本八雲会副会長 他 | [中止] ※1 |
[中止] 10/17 (土) | [中止] ドルイドとハーンの 宗教観 | [中止] 坂本弘敏氏 小泉八雲熊本旧居館長 | [中止] ※2 |
[中止] 12/5 (土) | [中止] ハーン作品の朗読 | [中止] 斉藤幸子氏 他 石蕗の花の会 | [中止] ※1 |
12/5 (土) | ラフカディオ・ハーンと 感染症 | 西川盛雄氏 熊本大学名誉教授 | ※1 |
※ | 開講時間はいずれも14:00~15:30の90分 |
※1 | お菓子の香梅帯山店ドゥ・アート・スペース 受講料無料、飲み物とお菓子代200円 |
※2 | 小泉八雲熊本旧居 受講料無料、当面の間入館料は無料 |
1891(明治24)年五高に英語教師として来熊し、当時の青年に多大の影響を与えたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)を通して熊本とアイルランドは深い関係にあります。関係各界の協力を得て1998(平成10)年以来「ハーンと熊本」、父の祖国である「アイルランドの社会と文化」などの市民講座を19期(104回)にわたり開催してきました。そこで20期・2018(平成30)年は「ヨーロッパのふるさと:ケルト(アイルランド)の心」をテーマに開催します。
ヨーロッパはケルトに始まる。そしてケルトの心はアイルランドによく伝わっている。ケルト民族は古代ローマ以前から現在のスイスやオーストリアを中心にヨーロッパに広く住んでいた。彼らは部族を大切に守ったが、ひとつの「国家」を樹立することはなかった。それゆえ、やがてローマやゲルマンの大きな国家組織が現れたとき、次第に周縁部に追いやられ、時に滅びを余儀なくされた。彼らの誇り高い民族の心は音楽や詩やダンスによって今日まで伝承されている。
彼らはケルト(アイルランド)の人々の心にしばし耳を傾けてみよう。聞こえてくる彼らの心の鼓動は時を超えて私たち日本人の心にも響き合う。それは他ならぬ記憶と夢幻の世界を大切にした熊本ゆかりのラフカディオ・ハーンの心にも通じている。
この市民講座はケルトの心と日本人の心との快い共鳴の場です。どうぞ来て楽しんでいただければ幸いです。お気軽にご参加くださいますようご案内申し上げます。
なお、受講料は無料ですが、会場により参加費(飲み物とお菓子)や入館料が必要です。詳細は当協会事務局までお問い合わせください。
日程 | 演題 | 講師 | 会場等 |
---|---|---|---|
5/26(土) 14:00- |
アイルランドとオーストリア―その比較地誌― | 八田茂樹氏 熊本高専名誉教授 |
※1 |
7/28(土) 14:00- |
ケルトの妖精・日本の妖怪 | 坂本弘敏氏 小泉八雲熊本旧居館長 |
※2 |
9/29(土) 14:00- |
アイルランドのケルト神話・・はじまりと影響 | 高木朝子氏 熊本高専准教授 |
※1 |
10/27(土) 14:00 |
ケルト神話と現代の若者文化のつながり | 伊藤利明氏 熊本高専教授 |
※1 |
11/17(土) 14:00- |
ハーン、母の記憶とふるさとへの想い (朗読とおはなし) |
斉藤幸子氏他 石蕗の花の会 |
※1 |
※ | 開講時間はいずれも90分 |
※1 | お菓子の香梅帯山店ドゥ・アート・スペース 参加費200円(飲み物とお菓子) |
※2 | 小泉八雲熊本旧居 当面の間入館料は無料 |