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「ハーンの心を語りと音楽で巡る旅」(小泉八雲没後120年記念事業)のお知らせ

「ハーンの心を語りと音楽で巡る旅」と題し、2024年10月12日(土)に小泉八雲没後120年記念事業を実施します。

今年はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の没後120年の節目の年です。ハーンはこの地で数々の名作を残し、東西の懸け橋として日本/熊本を世界に紹介してくれました。長男一雄が生まれたのもこの熊本でした。この度の企画では語りと音楽でハーンの心を辿ってみようと思います。皆様のご来場、心よりお待ちしております。

基本情報

第1部 お話

  • 原文朗読と語り 短編「停車場にて」「ハーンの手紙」より
    アラン・ローゼン
  • ハーン先生の英語の授業風景
    西川盛雄

第2部 ミニコンサート

  • アイルランド民謡
    • サリーガーデン
    • 庭の千草
    • ダニー・ボーイ
    • 春の日の花と輝く
  • アメリカの音楽
    • Someone to Watch Over Me
    • I Got Rhythm
    • Summertime
  • 日本の音楽
    • さくらさくら
    • 五木の子守唄
    • 追分
    • 平城山
  • 演奏者
    • クラリネット 春日香南
    • 尺八 四宮漣山
    • ピアノ 砂泊宇希
    • アイリッシュ・ハープ 矢毛石晴美
    • ソプラノ 吉田李佳

出演者プロフィール

  • アラン・ローゼン(朗読・お話)
    ペンシルベニア大学英文科卒業。ブリン・モー大学大学院文学研究科博士課程修了(Ph.D.)。イギリス文学(J.ミルトン)の研究者。同時にL.ハーンの研究者。熊本大学名誉教授。元熊本大学五高記念館客員教授。
  • 西川盛雄(お話)
    大阪大学大学院文学部英文科にて英語学、英文学を修め、現在熊本大学文学部附属漱石・ハーン教育研究センター室員として研究を継続、同時に熊本八雲会代表を務めている。著書に『ラフカディオ・ハーンの魅力』(新宿書房、2016)などがある。
  • 野田亜紅(司会)
    熊本市生まれのフリーアナウンサー。熊本八雲会会員。熊本市教育委員会「日本語大好き授業」特任講師。30年以上のキャリアを活かし「話し方教室」や「朗読教室」、「コミュニケーション講座」、「マナー講座」などを開催し、子どもから大人まで幅広く指導している。
  • 春日香南(クラリネット)
    京都市立芸術大学音楽学部卒業、同大学大学院修了。平成24・25年度の熊本県立劇場「演奏家派遣アウトリーチ事業」登録アーティストとなって以降、県内各地の小学校などへ出向いて生の音楽を届け続けている。熊本県立劇場協力アーティスト、Cheers Trioメンバー、熊本交響楽団団員、(株)ミューズアートコーポレーション所属。
  • 四宮漣山(尺八)
    小学生の頃、葦北郡田浦町の自宅で聞いた尺八の音色に心奪われ、就職した京都で尺八を始める。以来五十数年を尺八と共に人生を歩む。都山流大師範。熊本県文化懇話会会員、心音代表、悠遊主催。ドイツ国際平和村や厭離庵支援の演奏活動を合計20年間続ける。玉名に移り住み、毎年リサイタルを行うなど演奏活動を継続中。
  • 砂泊宇希(ピアノ)
    京都市立芸術大学音楽学部卒業。ピアノを伊藤幸絵、吉川由三子、神西敦子、岡田敦子の各氏に師事。現在、kyuonキッズカレッジ非常勤講師。コール湖東、コールはなぞの、熊本市民合唱団ユーゲント・コール、女声アンサンブル「DIVA」、女声アンサンブル「まめすけ」の伴奏を務める。
  • 矢毛石晴美(アイリッシュ・ハープ)
    12歳から日本ハープ音楽院でハープを始め、15歳でハープ・アンサンブルに入団。主に東京を中心に演奏活動を行う。4回の海外演奏旅行、2回の御前演奏(東宮御所)を行う。結婚を機に退団。熊本では教会、学校、保育園、美術館、「オハイエくまもととっておきの音楽祭」等で演奏。
  • 吉田李佳(ソプラノ)
    国立音楽大学声楽科卒業。熊本大学大学院文学研究科、同社会文化科学研究科修了。声楽発声研究所カリオペくまもと主宰。熊本大学、熊本県立大学、熊本学園大学、熊本市医師会看護専門学校非常勤講師(ドイツ語、哲学、倫理学)。熊本日独協会合唱団コール・クライゼル音楽監督。熊本県文化懇話会会員。
ハーンの心を語りと音楽で巡る旅 チラシ
ハーンの心を語りと音楽で巡る旅 チラシ
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創作劇「きょうも隣に山頭火」のお知らせ

種田山頭火記念年事業実行委員会の主催、熊本県文化協会一般財団法人熊本公徳会の共催で、創作劇「きょうも隣に山頭火」が開催されます。

種田山頭火(本名:種田正一)は自由律俳句で代表的な俳人です。山頭火は1916(大正5)年、34歳のときに妻の咲野と息子健とともに来熊し、熊本市下通に古書店「雅楽多(がらくた)」(後に額縁店)を開業しました。当公演はこの雅楽多を舞台に、山頭火と家族、友人との交流を中心に描いた創作劇で、演劇や音楽、声楽、日舞、映像を交えて表現されています。

また、作家の五木寛之さんによる特別講演会「放浪と定住」も開催されます。皆様のご来場をお待ちしております。

なお、当公演は第63回熊本県芸術文化祭に参加しています。

  • 名称
    • 「きょうも隣に山頭火」
  • 日時
    • 2021年10月02日(土)
      • 12時30分 開場
      • 13時00分 五木寛之特別講演会「放浪と定住」
      • 14時45分 創作劇「きょうも隣に山頭火」
  • 場所
  • 入場料
    • 前売3,500円(税込)
    • 当日4,000円(税込)
    • 全席自由
  • お問い合わせ
  • チラシ(PDF)

新型コロナウイルス感染症対策と来場される皆様へのお願い

  • ご来場時、ご鑑賞時においては、常にマスクの着用をお願いいたします
  • 会場入口の検温で、発熱の症状がある方のご入場をお断りする場合がございます
  • 当日発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、ご来場をお控えください。また、ご入場をお断りする場合もあります
  • 会場にて万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声かけください
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、来場者記録を行います。事前にチケット裏面に連絡先をご記入の上、ご来場をお願いいたします
  • 主催者の都合により興業が中止されない限り、料金の払い戻しはいたしません

主な登場人物と出演者、制作スタッフ等

山頭火浜畑賢吉
春日保人
妻 咲野山本真由美
息子 健(子供時代)村山歩佑
息子 健(大人時代)高浜海斗(二役)
句友 友枝寥平下司愉宇起
木庭市蔵桑路ススム
大山澄太田川智則(二役)
小料理屋の女将福島竹峰
高濱流光華々
電気館 窪寺喜之助出田秀尚
農婦井芹誉子
歌人の群 安永信一郎徳冨敬隆(二役)
歌人の群 西本静樹丸山幸介(二役)
歌人の群 茂森唯士芦刈剛信
歌人の群 工藤好美田川智則(二役)
古川某浦上健二
師範学生徳冨敬隆(二役)
高浜海斗(二役)
丸山幸介(二役)
道行く人兼武尚美
木村久美子
田中浩子
町内の子松尾雅宗
兼武佳凛
勝谷陽仁
ピアノ小野田美緒
ヴァイオリン柴田恵奈
井上智重
監修浜畑賢吉
制作統括小川芳宏
作曲出田敬三
演出堀田清
音楽デザイン春日信子
舞台監督西山広成
舞台美術吉本政弘(吉本美術)
照明色川伸(ステージ・ラボ)
音響菊本明
衣装村木美保
飯冨美雪
井芹誉子
小道具椎葉みず穂
浦上建二
丸山幸介
メイク酒井陽子
着付け森山純子
方言指導小野登美子
委員長小野友道
副委員長河村邦比児
副島隆

《プロフィール》五木寛之(作家)

1932年、八女市生まれ。早稲田大学露文科中退。「さらばモスクワ愚連隊」で鮮烈デビュー。「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞。「デラシネの旗」「内灘夫人」「朱鷺の墓」「青春の門」、そして「蓮如」「親鸞」など著書多数。「大河の一滴」がコロナ禍のもと再び注目される。

チラシ「きょうも隣に山頭火」
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音楽劇「楽しいわが家」のお知らせ

「楽しいわが家」制作実行委員会の主催、熊本県文化協会の共催で、音楽劇「楽しいわが家」が開催されます。

小泉八雲、夏目漱石をテーマに創作劇をつくり、熊本と新宿で公演しようと始まった活動も、新しい題材にも挑戦するようになり、今回で7作目に。浜畑賢吉さんを迎えてからは5作目。地元の演劇、音楽、民謡、日舞などの舞台人によるオリジナル作品です。

実話にもとづく物語ですが、大胆に脚色。音楽劇として戦前、戦後の懐かしい歌も飛び出します。どんな時代でも青空がのぞき、ひとびとの暮らしのなかには家族の愛がありました。再び戦争がなく、平和な暮らしが続くようにと願っての企画です。

第61回熊本県芸術文化祭に参加しています。


物語の背景

昭和12年(1937)、日中戦争が始まり、熊本の第六師団も中国に動員され、菊池出身の立山英夫中尉は偵察に出て、戦死します。血まみれの軍服のポケットには母親の写真があり、裏に詩が書かれ、最後に「お母さん」が24回繰り返されていました。

実家での葬儀に上官の大江ーニ三ひふみ少佐から「ヤスクニノ ミヤニミタマハ シズマルモ ヲリヲリカへレ ハハノユメジニ(靖国の宮に御霊みたましずまるも をりをり帰れ母の夢路に)」という弔電が届きます。この歌は一人歩きを始め、「海ゆかば」で知られる信時のぶとききよしによって作曲され、国民歌謡第1号になりました。

大江ーニ三は現役の将校でしたが、詩人肌で短歌や句を作り、絵も巧み、音楽を好み、バイオリンを弾き、校歌の作詞作曲もしています。講談社の「少年倶楽部」に「ちゃんぽん閣下」を連載しています。本土決戦に備え、宮崎県の清武村(宮崎市)で歩兵四百五十五連隊長として陣地構築を指揮しますが、兵士の慰安と村人らとの融合のため劇団もつくります。また作詞作曲した「清武音頭」が盆踊りで戦後長い間、踊られていました。


出演者等

演出・脚色浜畑賢吉
井上智重
演出補堀田清
企画・制作統括小川芳宏
大江ーニ三岩本貴文
妻 艶子春日信子
長男 志乃夫春日保人
(立山中尉との二役)
次男 捷也浜畑賢吉
捷也の妻 寿美子政木ゆか
立山中尉の母高濱流光華々
肥後日日新聞社長松岡正勝
同社の文化部記者田川智則
講談社の編集者堀田清
お手伝い テル井芹誉子
宮様閣下出田秀尚
李香蘭福嶋由記
川島芳子邑木みほ
巡査草村健司
高峰三枝子福田恵加
愛国婦人会班長木村久美子
愛国婦人会の人々田川真木子
畠山志津子
田中浩子
隣の住人芦刈剛信
清武村の民謡名人福島竹峰
清武村の娘たち西崎緑祠社中

《プロフィール》浜畑はまはた賢吉けんきち

東京生まれ。俳優座養成所を経て、1966年劇団四季入団。1994年四季正劇団からフリーとなり、より幅広い活動を目指す。大阪芸術大学教授・舞台美術学科長。「新宿くまもと物語 わが青春のムーラン・ルージュ」で森繁久彌を演じ、「夢草枕 峠の茶屋の花吹雪」「アイラブくまもと 漱石の四年三カ月」で漱石、「ハーンが見た『熊本のこころ』」ではハーン役を演じた。母は玉名市出身。

音楽劇「楽しいわが家」
音楽劇「楽しいわが家」
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創作舞台「青柳」公演のお知らせ

小泉八雲「怪談」の「青柳の話」「十六桜」「乳母桜」を素材に、「樹齢」をテーマとした創作舞台「青柳」を公演いたします。

今年は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が第五高等学校の英語教師として来熊して120年に当たります。この記念すべき年に、比較文学の第一人者であり、小泉八雲を愛し、数々の著書がある平川祐弘東大名誉教授にオリジナルの台本「夢幻能青柳」をお書きいただきました。

この台本をもとに、能、日舞、演劇による創作舞台「青柳」を10月27日(木)に公演いたします。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

なお、本イベントは第53回熊本県芸術文化祭に参加しており、当協会も共催しております。

詳しくはこちら(PDF)をご覧ください。

お問い合わせは創作劇「青柳」制作・上演実行委員会事務局(お菓子の香梅内)まで。

  • TEL 096-366-5151
  • FAX 096-372-1857

創作舞台「青柳」公演
創作舞台「青柳」公演

熊本アイルランド協会事務局