音楽劇「楽しいわが家」のお知らせ

「楽しいわが家」制作実行委員会の主催、熊本県文化協会の共催で、音楽劇「楽しいわが家」が開催されます。

小泉八雲、夏目漱石をテーマに創作劇をつくり、熊本と新宿で公演しようと始まった活動も、新しい題材にも挑戦するようになり、今回で7作目に。浜畑賢吉さんを迎えてからは5作目。地元の演劇、音楽、民謡、日舞などの舞台人によるオリジナル作品です。

実話にもとづく物語ですが、大胆に脚色。音楽劇として戦前、戦後の懐かしい歌も飛び出します。どんな時代でも青空がのぞき、ひとびとの暮らしのなかには家族の愛がありました。再び戦争がなく、平和な暮らしが続くようにと願っての企画です。

第61回熊本県芸術文化祭に参加しています。


物語の背景

昭和12年(1937)、日中戦争が始まり、熊本の第六師団も中国に動員され、菊池出身の立山英夫中尉は偵察に出て、戦死します。血まみれの軍服のポケットには母親の写真があり、裏に詩が書かれ、最後に「お母さん」が24回繰り返されていました。

実家での葬儀に上官の大江ーニ三ひふみ少佐から「ヤスクニノ ミヤニミタマハ シズマルモ ヲリヲリカへレ ハハノユメジニ(靖国の宮に御霊みたましずまるも をりをり帰れ母の夢路に)」という弔電が届きます。この歌は一人歩きを始め、「海ゆかば」で知られる信時のぶとききよしによって作曲され、国民歌謡第1号になりました。

大江ーニ三は現役の将校でしたが、詩人肌で短歌や句を作り、絵も巧み、音楽を好み、バイオリンを弾き、校歌の作詞作曲もしています。講談社の「少年倶楽部」に「ちゃんぽん閣下」を連載しています。本土決戦に備え、宮崎県の清武村(宮崎市)で歩兵四百五十五連隊長として陣地構築を指揮しますが、兵士の慰安と村人らとの融合のため劇団もつくります。また作詞作曲した「清武音頭」が盆踊りで戦後長い間、踊られていました。


出演者等

演出・脚色浜畑賢吉
井上智重
演出補堀田清
企画・制作統括小川芳宏
大江ーニ三岩本貴文
妻 艶子春日信子
長男 志乃夫春日保人
(立山中尉との二役)
次男 捷也浜畑賢吉
捷也の妻 寿美子政木ゆか
立山中尉の母高濱流光華々
肥後日日新聞社長松岡正勝
同社の文化部記者田川智則
講談社の編集者堀田清
お手伝い テル井芹誉子
宮様閣下出田秀尚
李香蘭福嶋由記
川島芳子邑木みほ
巡査草村健司
高峰三枝子福田恵加
愛国婦人会班長木村久美子
愛国婦人会の人々田川真木子
畠山志津子
田中浩子
隣の住人芦刈剛信
清武村の民謡名人福島竹峰
清武村の娘たち西崎緑祠社中

《プロフィール》浜畑はまはた賢吉けんきち

東京生まれ。俳優座養成所を経て、1966年劇団四季入団。1994年四季正劇団からフリーとなり、より幅広い活動を目指す。大阪芸術大学教授・舞台美術学科長。「新宿くまもと物語 わが青春のムーラン・ルージュ」で森繁久彌を演じ、「夢草枕 峠の茶屋の花吹雪」「アイラブくまもと 漱石の四年三カ月」で漱石、「ハーンが見た『熊本のこころ』」ではハーン役を演じた。母は玉名市出身。

音楽劇「楽しいわが家」
音楽劇「楽しいわが家」

演劇舞台 ハーンが見た「熊本のこころ」開催のお知らせ(9/2)

本演劇舞台は盛況の中終了致しました。ご観覧下さり誠にありがとうございます。

熊本地震からの創造的復興を祈って

ラフカディオ・ハーン顕彰事業
『ハーンが見た「熊本のこころ」』と題しまして演劇舞台を開催いたします。

明治の熊本を舞台にした小泉八雲を描く、演劇舞台です。
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は1891(明治24)年11月19日夕、熊本駅にセツとその家族を伴い、降りたちます。熊本で過ごしたハーンの2年11ヵ月を回想シーンを交えながら、家族愛、人情あふれる人間模様などハーンが見た「熊本のこころ」を演劇と朗読と音楽で表現します。舞台では、「橋の上」「停車場にて」のほか、「生と死の断片」に描かれた井戸さらい、「柔術」、「夏の日の夢」なども織り込み、妖怪好きのハーンも楽しめます。

チケットは当日券をお求め頂けます。当日券売場の熊本アイルランド協会窓口へお越し下さい。

ハーンが見た「熊本のこころ」

ハーンが見た「熊本のこころ」

アイラブくまもと~漱石の四年三ヵ月~ 熊本・東京公演のお知らせ

熊本地震復興を祈念し、「漱石のいた熊本、文化の力、元気な熊本」を熊本と新宿から発信するため、「アイラブくまもと~漱石の四年三ヵ月~ 熊本・東京公演」を開催いたします。

明治29年4月、夏目漱石は五高(現在の熊本大学)赴任で池田駅(現在の上熊本駅)に降り立つ。人力車で新坂にさしかかり、森の都を眺望し、「いいところに来た」と思う。

東京から新妻鏡子を迎えるが、引っ越し魔。その度に手伝いを頼まれる気のいい車夫夫婦。おかみのタケは「おてもやん」を唄わせたら、芸者も顔負け。寂しがり屋の漱石は同僚や大飯くらいの五高生らを居候させ、鏡子はノイローゼ気味に。白川に鏡子が飛び込むという事件も起こすが、長女筆子を得て家族愛に包まれる。

多くの人々に見送られ、熊本を去るまでの四年三ヵ月を描く物語だが、もう一人の漱石(医者でお家流の俳人黒川漱石)との俳諧談義や、なぜか加藤清正や宮本武蔵も登場。仏国で発明された映画を寺田寅彦と見物に出かけるといった新説?も。これは史実に添った熊本発のエンターテイメントで、芸どころ熊本をたっぷりお見せします。

テーマは家族愛、夫婦愛です。

公演情報やチケットのご予約はこちらの特設ページをご覧ください。

当協会は公演を共催しております。