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2026年(第28期)市民講座のお知らせ

1891(明治24)年五高に英語教師として来熊し、当時の青年に多大な影響を与えたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)を通して、熊本とアイルランドは深い関係にあります。
当協会は関係各界の協力を得て1998(平成10)年以来「ハーンと熊本」、父の祖国である「アイルランドの社会と文化」などの市民講座をこれまで27期にわたり開催してきました。
2026(令和8)年・第28期の市民講座は年間テーマを「極西のアイルランドと極東の日本』として、以下の通り開催します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

年間テーマ「極西のアイルランドと極東の日本」

お気づきだろうか、世界地図を見てユーラシヤ大陸の西(左)の端(極西)にある国がアイルランド、東(右)の端(極東)にある国が日本である。アイルランドのさらに西は大西洋、日本のさらに東は太平洋である。そして左端のアイルランドと右端の日本が広大なユーラシヤ大陸を両耳のように挟み対峙している。そして実はこの両国は妙に似ている。両者とも周縁部にあって国土は小さい。そのメンタリティは多神教的である。アイルランドはケルト民族でドルイッド教という神秘主義的・アニミズム的な土俗の宗教が根底に息づき、日本では神道に代表されるように自然を尊び、神秘主義的かつ多神教的な気質が根底に息づいている。ケルト系の血筋に繋がるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が流浪の果てに同質のメンタリティをもつこの日本にやって来たということはひとつの奇跡であった。そしてハーンは英語で日本の真髄に触れて民話や説話や歌謡など日本のことを西洋に紹介し、東西の文化を橋渡していった。その傍に共に創造的なパートナーとしてセツという女性がいたのであった。

本年の市民講座では遠く離れてユーラシヤ大陸を挟んで西端にあるケルト文化の気質をもつアイルランドと相似た気質をもつ極東の日本文化との比較が少しでもできれば幸いと思っています。皆様どうぞ来てみて楽しんでください。

日付演題講師会場
5/23
(土)
アイルランド音楽(仮)本間康夫氏
アイリッシュ・クリーム/シュクラ/キョールトリ
※1
6/27
(土)
アイルランド民話と日本(仮)高木朝子氏
熊本高専准教授
※1
8/22
(土)
北アイルランドの女性小説家たち八幡雅彦氏
別府大学短期大学部名誉教授
※1
9/19
(土)
ハーンの私(仮)アラン・ローゼン氏
熊本大学名誉博士
※2
10/24
(土)
調整中池田志郎氏
英米文学研究者
※1
2026年(第28期)市民講座