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ラフカディオ・ハーン顕彰事業 ハーン・ツアー in 熊本のお知らせ(終了)

ラフカディオ・ハーン顕彰事業 ハーン・ツアー in 熊本は終了しました。ご参加くださり誠にありがとうございます。

熊本八雲会と熊本アイルランド協会の主催で、2023 ラフカディオ・ハーン顕彰事業 ハーン・ツアー in 熊本を開催します。

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、1893(明治26)年7月、長崎への取材旅行の帰途、雲仙から船で三角旧港(西港)に渡り旅館「浦島屋」に立ち寄りますが、そこの美しい女将の表情や振舞いに感動して浦島太郎と乙姫の世界を想い浮かべます。そして女将が呼んでくれた人力車に乗り、揺られながら有明海沿いの道を辿って熊本への帰路に付いたのでした。ハーンはその時の体験を元に、名作「夏の日の夢」を書きました。

今回の「ハーン・ツアー in 熊本」は、その時ハーンが目にし体験した三角旧港(西港)や美しい有明海、宇土半島の道、長浜神社・天満宮の池、そしてハーンも人力車の上で耳にした宇土の雨乞い太鼓などを巡るバスツアーです。三角(西)港の浦島屋では、斎藤万芳氏(三角西港観光ガイドの会代表・熊本八雲会会員)より三角でのハーンについて講話があります。

  • 主題:2023 ラフカディオ・ハーン顕彰事業 ハーン・ツアー in 熊本
  • 副題:ハーンの名作「夏の日の夢」の世界を辿る旅 三角西港に浦島太郎と乙姫を訪ねて
  • 日時:2023年11月26日(日) 09時00分~16時00分
  • 集合場所:熊本市民会館前
  • 集合時間:08時45分
  • ツアーコース(雨天決行)
    • 三角西港
      浦島屋にて講話:斎藤万芳氏(三角西港観光ガイドの会代表・熊本八雲会会員)
    • 海鮮昼食(浜ん小浦)
    • 長浜神社・天満宮の池
    • 宇土市大太鼓収蔵館及び轟水源
  • 参加費(昼食代込み) 5,000円(当日集合場所にて徴収)
    • キャンセル料:3日前まで30%、2日前40%、前日50%、当日全額
  • 定員:50名(定員になり次第締め切り)
  • 問合せ・申込み:熊本八雲会事務局(南風堂・福田)
    Tel 090-3417-5775 電話又はショートメール(SMS)で
  • 主催:熊本八雲会・熊本アイルランド協会
  • 第65回熊本県芸術文化祭参加事業
  • 協賛:一般社団法人くまもと文化振興会
  • 後援:熊本県文化協会熊本日日新聞社五高記念館友の会・小泉八雲熊本旧居保存会・熊本漱石倶楽部・宇土市教育委員会・(一社)宇城市観光物産協会
  • チラシ
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ラフカディオ・ハーン顕彰 ハーン・ツアー in 熊本のお知らせ(終了)

ラフカディオ・ハーン顕彰 ハーン・ツアー in 熊本は終了しました。ご参加くださり誠にありがとうございます。

熊本八雲会と熊本アイルランド協会の主催で、2022ラフカディオ・ハーン顕彰 ハーン・ツアー in 熊本を開催します。

今年はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の来熊131年目です。また嬉しいことに、6年前の熊本地震で大きな被害を受けた五高記念館(国指定重要文化財)が復興・復元され中に入れるようになりました。ここはハーンや夏目漱石が実際に教鞭を執っていた所です。今回は特に五高記念館の研究員による講話があります。

現下コロナ禍への対策をしっかり取りながら以下の通りハーン顕彰事業を行いたいと思います。

  • 日時:2022年11月19日(土) 13時30分~16時00分
  • 集合場所:赤門(熊本大学黒髪キャンパス入口)
    (雨天の場合は直接赤煉瓦の五高記念館にお越しください)
  • 集合時間:13時30分
  • ツアーコース
    • 赤門
    • ハーン・レリーフ/ハーン英文石碑
    • 五高記念館本館(講話・館内見学)
    • 石仏(小峯墓地)
    • 寺田寅彦下宿跡
  • 講話(五高記念館本館内教室:約30分)
    • 講師:藤本秀子(五高記念館研究員、小泉八雲熊本旧居保存会理事)
    • テーマ:ハーンと五高記念館
  • 参加人数:事前申し込み先着30名
    (密を避けるため、記念館内教室の許容人数による)
  • 申し込み方法:当熊本アイルランド協会事務局(TEL:096-366-5151、株式会社お菓子の香梅内)に11月10日までに電話でお願いいたします
  • 参加費:無料
  • お問い合わせ:当熊本アイルランド協会事務局
  • 後援:熊本県文化協会熊本日日新聞五高記念館友の会、熊本漱石倶楽部
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2021年秋の文学・歴史散歩:「上江津湖周辺の文学碑めぐり」 開催のお知らせ

くまもと文学・歴史館友の会の主催で、2021年秋の文学・歴史散歩:上江津湖周辺を開催いたします。会員以外の方も参加できますので、ご友人やご家族をお誘いあわせの上お申し込みください。

  • 日時:2021年11月11日(木)9時30分~11時30分
  • 集合場所:熊本県立図書館正面玄関前
  • タイトル:2021年秋の文学・歴史散歩:「上江津湖周辺の文学碑めぐり」
  • コース
  • 参加費:無料
  • 小雨決行
  • 飲料等は各自ご用意の事
  • 定員:30名
  • お申し込み
    • 住所、氏名、年齢、携帯番号を次へお知らせください
    • くまもと文学・歴史館
      • 電話:096-384-5000
      • FAX:096-385-4214
    • 締切 2021年10月20日(水)

湧き出ずる清水豊かな緑園に石碑立つ見ゆここかしこ在り(内藤濯)

巡りゆく文学歴史の散歩道肥後の江津湖は言霊の郷(阿部小壺)

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中村青史講演会「私が関わってきた熊本の文学」のお知らせ

くまもと文学・歴史館友の会、くまもと文学・歴史館熊本県立図書館熊本県文化協会の主催で、「私が関わってきた熊本の文学」と題し、中村青史氏の講演会が開催されます。

お問い合わせは熊本県立図書館学芸調査課(096-384-5000)まで。

中村青史講演会「私が関わってきた熊本の文学」
中村青史講演会「私が関わってきた熊本の文学」

中村なかむら青史せいし氏(元熊本大学教授)のプロフィール】
1934年山鹿市生まれ。熊本大学教育学部卒、法政大大学院修士課程修了後、高校教諭を経て、73年熊本大学講師。85年~99年同大教授。徳富兄弟、夏目漱石、小泉八雲ら、熊本ゆかりの文学者について様々な顕彰活動を行う。2007年から5年間草枕交流館長を務める。10年より総合雑誌「KUMAMOTO」発行。09年荒木精之記念文化功労者、14年くまもと県民文化賞、19年熊日賞受賞。

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音楽劇「楽しいわが家」のお知らせ

「楽しいわが家」制作実行委員会の主催、熊本県文化協会の共催で、音楽劇「楽しいわが家」が開催されます。

小泉八雲、夏目漱石をテーマに創作劇をつくり、熊本と新宿で公演しようと始まった活動も、新しい題材にも挑戦するようになり、今回で7作目に。浜畑賢吉さんを迎えてからは5作目。地元の演劇、音楽、民謡、日舞などの舞台人によるオリジナル作品です。

実話にもとづく物語ですが、大胆に脚色。音楽劇として戦前、戦後の懐かしい歌も飛び出します。どんな時代でも青空がのぞき、ひとびとの暮らしのなかには家族の愛がありました。再び戦争がなく、平和な暮らしが続くようにと願っての企画です。

第61回熊本県芸術文化祭に参加しています。


物語の背景

昭和12年(1937)、日中戦争が始まり、熊本の第六師団も中国に動員され、菊池出身の立山英夫中尉は偵察に出て、戦死します。血まみれの軍服のポケットには母親の写真があり、裏に詩が書かれ、最後に「お母さん」が24回繰り返されていました。

実家での葬儀に上官の大江ーニ三ひふみ少佐から「ヤスクニノ ミヤニミタマハ シズマルモ ヲリヲリカへレ ハハノユメジニ(靖国の宮に御霊みたましずまるも をりをり帰れ母の夢路に)」という弔電が届きます。この歌は一人歩きを始め、「海ゆかば」で知られる信時のぶとききよしによって作曲され、国民歌謡第1号になりました。

大江ーニ三は現役の将校でしたが、詩人肌で短歌や句を作り、絵も巧み、音楽を好み、バイオリンを弾き、校歌の作詞作曲もしています。講談社の「少年倶楽部」に「ちゃんぽん閣下」を連載しています。本土決戦に備え、宮崎県の清武村(宮崎市)で歩兵四百五十五連隊長として陣地構築を指揮しますが、兵士の慰安と村人らとの融合のため劇団もつくります。また作詞作曲した「清武音頭」が盆踊りで戦後長い間、踊られていました。


出演者等

演出・脚色浜畑賢吉
井上智重
演出補堀田清
企画・制作統括小川芳宏
大江ーニ三岩本貴文
妻 艶子春日信子
長男 志乃夫春日保人
(立山中尉との二役)
次男 捷也浜畑賢吉
捷也の妻 寿美子政木ゆか
立山中尉の母高濱流光華々
肥後日日新聞社長松岡正勝
同社の文化部記者田川智則
講談社の編集者堀田清
お手伝い テル井芹誉子
宮様閣下出田秀尚
李香蘭福嶋由記
川島芳子邑木みほ
巡査草村健司
高峰三枝子福田恵加
愛国婦人会班長木村久美子
愛国婦人会の人々田川真木子
畠山志津子
田中浩子
隣の住人芦刈剛信
清武村の民謡名人福島竹峰
清武村の娘たち西崎緑祠社中

《プロフィール》浜畑はまはた賢吉けんきち

東京生まれ。俳優座養成所を経て、1966年劇団四季入団。1994年四季正劇団からフリーとなり、より幅広い活動を目指す。大阪芸術大学教授・舞台美術学科長。「新宿くまもと物語 わが青春のムーラン・ルージュ」で森繁久彌を演じ、「夢草枕 峠の茶屋の花吹雪」「アイラブくまもと 漱石の四年三カ月」で漱石、「ハーンが見た『熊本のこころ』」ではハーン役を演じた。母は玉名市出身。

音楽劇「楽しいわが家」
音楽劇「楽しいわが家」